歴史の転換点に在って

 菊桜会は大正時代に創立した府立八中、戦後の教育制度改革によって発足した都立八高、さらに呼称変更のあった小山台高校と、輝かしい歴史をもつ学び舎から巣立った卒業生が集う同窓会です。

 わが国における高等学校の同窓会は、旧制中学の伝統が戦中・戦後の混乱を乗り越えてこられた世代から、高度成長を支え日本を世界第2の経済大国に押し上げてきた戦中・戦後生まれの世代に受け継がれ、長く精神的な拠りどころとしての意味をもってまいりました。

 暦が新しい世紀への切り替わるなかで、わが国の経済は成熟段階を迎え、私たちはこの十数年、大変な変革を目の当たりにしてまいりました。官と民の社会的、国民経済的な分担の見直しからはじまり、経済機構や企業組織が大きく変わるなか、世代を繋ぐ縦糸としての同窓会組織の意義はますます大きくなったといって過言では在りません。

 「人口が減少する国」になるという大きな歴史の転換点に立って、国富の基盤である貴重な若い人材を育てていく教育の見直しも急務となっております。小山台高校に於いても、ホームページ(学校経営計画)に詳しく述べられておりますように「敬愛、自主、力行」の建学の精神に基づき、文武両道の個性豊かな生徒の教育の再強化に乗り出しております。同窓会との連携もその施策として取り上げられており、菊桜会もこれを大いにサポートし小山台高校で学ぶ生徒たちが、日本の将来をしっかりと担っていくべく貢献してまいりたいと考えております。


 人間力豊かな菊桜会会員の人の輪を広げ、NGO,NPOのひとつとして開かれた活動も視野に入れ、地元地域社会への絆をさらに強めてまいりたいと考えております。


 皆様の自発的な同窓会活動へのご参加を心からお願いいたします。

 

第九代 菊桜会会長  大澤佳雄 (高校11回) 

 





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